いっちょまえなブログ

イラスト描いたり、編み物したり、洋裁したり。

suzuriでちょっと売れるクリエイターになるために「すべきこと」と「すべきでないこと」

私のsuzuriに対する姿勢

ichomae.hatenablog.jp こちらの記事にも書きましたが、
あくまで趣味としてのんびり運営して、時々売れたら嬉しいな。と思っています。

今やsuzuriは超レッドオーシャン

去年一年で、suzuri全体の売り上げは大幅アップしたそうです。
チャンスですね。夢があります。

そんな情報が広く知れ渡って、みんなが同じことを考えた結果、
クリエイターの数は売上の何倍も増えたような気がします。
あくまで個人的な印象ですが、購入者に対してクリエイター数(アイテム数)が圧倒的に多い。(多分)

つまり、完全に 需要<<<<<<<<<<<供給 の状態です。

今やsuzuriは真っ赤っかなレッドオーシャン
新しいアイテムを出しても、一瞬で新着順の彼方へと流れて行ってしまいます。

すでにファンを獲得しているクリエイター以外は、 今まで以上に「どう見つけてもらうか」が鍵となりそうです。

当社比では売り上げは上昇している

ちょっと暗いお話をしましたが、私自身のショップ売り上げはちゃんと少し増えています。
売れっ子クリエイターたちがお客さんをガツンと増やしてくれて、その中の何人かが私のアイテムを見つけてくれているということです。

時々来る購入通知が本当に嬉しいです。
ありがとうございます。

ちょっと売れるクリエイターを目指そう

おそらく現在suzuriには3種類のクリエイターがいます。

1. 売れっ子

もともとファンを抱えていて、その人のアイテムを目当てにお客さんが来る。
とても儲かる。

2. ちょっと売れる

suzuriで何か買いたいな〜と思っているお客さんが見つけて買ってくれる。
多くはないけど、自分の作品を買ってもらえて幸せ。

3. 全然売れない

1つも売れない。
「なんだsuzuri全然売れないじゃん」

他のクリエイターの売り上げは覗けないので、あくまで推測ですが、 売れっ子クリエイターはほんのひと握り。
ちょっと売れるクリエイターがそこそこいて、
全然売れないクリエイターが一番人数多いです。

ハンドメイド作品などであれば、原価ギリギリとか赤字みたいな値段にして売る方法もあります。
ですが、suzuriは原価がはっきりわかるシステムなので、それはできません。

安いから買う。ということは無い。
だからこそ、全然売れないクリエイターが多いのではないかと思っています。

売れっ子になれるならそれに越したことはありませんが、
趣味としてsuzuriを楽しみたい方が目指すべきは「ちょっと売れるクリエイター」です。

全然売れないクリエイターを卒業して、ちょっと売れるクリエイターになるために
「すべきこと」と「すべきでないこと」をまとめていきます。

私自身できていないことも多いので、自戒もこめて。

すべきこと

1. 良いものを出す

これは大前提です。
着回しやすい無地のTシャツより高い値段を出して買う価値があるものを作りましょう。

「クオリティの高いものを作らないといけない」という意味ではなく、
あくまで「自分が心から欲しいと思えるものを作ろう」ということです。

2. まず自分で買う

ここでためらうようであれば「良いものを出す」ができていません。
作った本人がいらないものを、他の人がお金を出して買ってくれるでしょうか?

そういう確認以外にも、「実物の写真」や「着ている写真」を撮る目的もあります。
やっぱり実物は可愛いし、自動生成の画像より宣伝時に目立ちます。

3. たくさん宣伝する

SNSのフォロワーが少なかろうがなんだろうが、宣伝しましょう。
星の数ほどアイテムがあるsuzuriの中で奇跡的に見つけてもらうのはほぼ無理と思ってください。 誰かがRTしてくれて、それを見た誰かが気に入ってくれる可能性の方が高いです。

4. 長い目で見る

在庫を抱えないのがsuzuriの魅力です。
数年前に出したものがふいに売れることもあるので、焦らず様子を見ましょう。

5. アイテムを厳選する

ある程度アイテム数が増えてきたらやってみましょう。
特に同じデザインの別アイテムに関しては、suzuriのリクエスト機能を信じて「実際に売れているもの」だけに絞るのも良いと思います。

なんとなく覗きにきたショップページを気長にどこまでもスクロールしてくれるお客様は少ないので、
自信作を見てもらえる確率を上げていきましょう。

(suzuriに商品並べ替え機能がつけばいいのにな〜と願っています)

5. データを念入りにチェックする

透過のミスや、配置のバランス、あとはカラーモード。
私はチェックが甘くて痛い目をみました。

すべきでないこと

1. イラストデータの上げ直し

これです。痛い目。
データの不備に気づいて、売れっ子だったアイテムを作り直した結果…
それまで積み上げてきた販売実績が無駄になりました。
これは本当に痛いです。

suzuri.jp それまで「ブタ」の検索結果で一番に出てきていたこの子が、
たくさんスクロールしないと見つからないところに…

目に見えて販売数が落ちてしまいました。
そもそもデータの不備がないかアップロード前にチェックするのが大切ですが、
万一不備を見つけた時に、上げ直すかそのまま目を瞑るか、よくよく考えることをお勧めします。

2. 非公開への変更

他のアイテムを目立たせるために一時的に非公開にしたアイテムも、
販売実績がリセットされました。

これも本当に悲しかった。
二度とやりません。

3. 色数の制限

アイテムによっては販売する生地の色などを選べますが、
「デザインが見えない」などの理由がない限り、全色購入可能にしておきましょう。

意外な色の組み合わせで購入される方もいるので、
わざわざ自分で販売の機会を制限する必要はないと思います。

4. 利益の追求

ちょっと矛盾するようですが、
ちょっと売れるクリエイターを目指すのであれば、ぼちぼち運営するのが一番です。

売上を睨んでヤキモキするのは、とても疲れます。

仕事のように頑張ってしまうと、気持ちがすり減ってsuzuriを続けること自体が嫌になってしまうかもしれません。
自分の作品を愛して、誰かが好きになってくれることを信じて、良いものを少しずつ出していきましょう。

最後に宣伝を

読んでいただいてありがとうございました。
最後に私のショップも覗いていただけると嬉しいです。 suzuri.jp ちょっと売れるグループの最後尾をのんびり歩いているクリエイターが描いた
ゆるくて可愛い動物がたくさんいますよ!